トップページの目次
1.心臓病(虚血性心疾患)の原因
2.心臓病(虚血性心疾患)の対策
3.心臓病(虚血性心疾患)に効果効能があるサプリメント
4.サプリメント以外での予防改善
5.心臓病(虚血性心疾患)に関係する治療法
6.心臓病(虚血性心疾患)に処方される漢方薬
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心臓病(虚血性心疾患)の原因
心臓病(虚血性心疾患)の原因は心臓の筋肉である心筋に血液を送り込む、冠状動脈は血管が非常に細く、この血管内でのコレステロールや中性脂肪などによる動脈硬化や血栓などによって起こります。心臓に血液十分送り込まれないために、心筋が酸素不足におちいり激しい痛みが心臓を襲います。
このように冠状動脈の血流が妨げられる心臓病には労作狭心症や狭心症、心筋梗塞などがあります。
・労作狭心症は運動や食事、入浴時などに締めつけるような痛みがあり休むと数分で治まります。
・狭心症はなにもしていない安静時でも痛みが数分から10分程度続きます。
・心筋梗塞の場合にいたっては強い痛みが30分以上続く、大変危険な病気です。
心臓病(虚血性心疾患)の対策
心臓病(虚血性心疾患)の対策としては、血液中のコレステロールや中性脂肪などを減らしたり活性酸素による脂肪の酸化を防いだりして血管を丈夫にすることがポイントになります。
心臓病(虚血性心疾患)に効果効能があるサプリメント
●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- EPA(IPA) DHAは血管内の飽和脂肪酸やコレステロールを除去して、血栓の原因物質のトロンボキサンの生産を妨げ血栓を予防します。
- イチョウ葉は活性酸素から血管を守り血管を拡張して血行を促進します。
- イソフラボン(大豆イソフラボン)は悪玉コレステロールを減らしうえに酸化も防ぎ、血管を拡張させて血栓を防ぎます。
- カテキンは冠状動脈の健康を維持する役割をはたす血管内皮細胞を活性化して、動脈を拡張する働きがあります。
- カルニチン(L-カルニチン)は悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし善玉コレステロールを増やし、心臓のリズムを整える働きがあります。
- コレウスフォルスコリは心臓の収縮や血管、気管の筋肉の拡張に効果があります。
- ナイアシン(ニコチン酸)は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
- 納豆菌は納豆菌が作る酵素「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かす働きがありす。
- ニンニクはコレステロールの酸化を妨ぐ抗酸化剤であり、体内で作られる抗酸化剤のSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やグルタチオンペルオキシダーゼの働きを活性化します。
- ビタミンB6は心臓病の原因になるホモシステイン(アミノ酸のメチオニンの代謝によって作られ活性酸素を発生させる物質)を分解します。
- 葉酸はビタミンB12と一緒にホモシステインをメチオニンに戻す働きがあります。
- ビタミンCとビタミンEは酸化剤で悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。
- レシチンに含まれるリーノル酸が悪玉コレステロールと中性脂肪を減らし善玉コレステロールを増やし、血小板の凝集も防ぎます。
- レスベラトロールは抗酸化物質で悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血管を守ります。
サプリメント以外での予防改善
食事では肉類や甘いもの、バターなどを減らして、魚類や植物性タンパク質(大豆や豆乳)、植物油(オレイン酸のオリーブ油、ナタネ油)食物繊維含んだ野菜を増やしてください、もし肉類を食べたい場合は鶏肉の脂肪は牛や豚と比較して固まりずらいので鶏肉を選んでください。
生活面ではタバコやアルコールを控えて、ストレスをためないように注意して適度な運動を心掛けてください。
心臓病(虚血性心疾患)に関係する治療法
改良型バチスタ手術の「左心室縮小形成術」と「中隔前壁心室除外術」(SAVE手術)
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心臓病(虚血性心疾患)に処方される漢方薬
漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。
「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。
- 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
- 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
- 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。
「証」の判定は証の自己判定テストご利用ください。
実証
- 木防已湯(もくぼういとう)
動悸や息切れなどの心不全症状があり、あわせてみぞおちがつかえて硬く張っている、呼吸困難がある、口やのどが渇く、むくみがある、尿量が少ないなどの症状があるときに時に、用いられます。 - 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
動悸、胸苦しさ、めまいなどの症状があるときに用いられます。 - 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
高血圧ともなう肩こり、のぼせ、耳鳴り、不眠など症状の緩和に使われます。 - 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
動悸や心臓神経症に使用されます。とくに精神不安やイライラ、不眠、胸脇苦満がある場合に有効です。
中間証
- 柴朴湯(さいぼくとう)
動悸やめまい、胸脇苦満がある場合に用いられます。
虚証
- 当帰湯(とうきとう)
冷え症、血色が悪い、胸腹部から背部にかけての痛みなどがある狭心症、心臓神経症の人に用いられます。 - 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
不整脈、動悸や息切れ、貧血、むくみ、疲労倦怠などの症状がある人に用いられます。 - 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
慢性心不全があり、体質が虚弱で体カのない人に神経症ぎみの症状である顔色不良、やせ、動悸、息切れ、貧血、疲労倦怠、冷え症、神経過敏、不眠、寝汗などがあるときに有効です。
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